HOME > インタビュー・コラム > ヘイズ

現在のKLは、煙で白くかすんでいます。

 

これはヘイズ(HAZE)と呼ばれる煙害で、大規模な山火事などによって発生した煙が都市全体をおおうように広がった状態になります。

 

煙が多くなく、軽い状態だと遠くがかすんでいるくらいなのですが、ヘイズもひどくなってくると50mくらい先にあるビル、信号などが白っぽくかすんで見えてきます。これくらいになると、匂いに対してかなり鈍感でも、たき火の煙の中に入ったような、煙たさを感じるようになってきます。

 

また、大よそですが、この程度までひどくなってくると、学校などを休みにするかどうかなど、政府で検討し始めるようです。

 

過去には、学校が休みになったり、企業に対しても休業指令が出たりなど、家庭でも仕事でも、様々な対応を取らなければならないので、非常に大変な状態になります。

 

さて、このヘイズの原因ですが、どのようなものがあるでしょう。

 

マレーシア国内が原因となる場合もあります。雨が2~3週間降らないと地面も木々も乾いてしまい、さらに昼間は直射日光でかなり熱くなりますので、そのために自然発火を起こします。(もっとも、高速脇が燃えていたりするのは、たばこの投げ捨てとかもあるのではないか? など、疑っている意見を聞いたことがありますが)

 

なお、マレーシア国内では、たき火をする人がいることはあっても、基本的に焼き畑農業などは法律で禁じられており、焼き畑を行っている人はいません。

 

マレーシア国内が原因ではない場合は、どのようなものがあるでしょう。

 

クアラルンプールがあるマレー半島西側から、マラッカ海峡を越えると、インドネシア・スマトラ島があります。(スマトラ島では、2004年の大地震と大津波で実に10万人以上が亡くなりましたので、記憶にある方も多いかと思います)

 

このスマトラ島で焼き畑のような形で、山を燃やしてしまうようなことを行っています。この煙が、海を越えてマレーシアまでやってきて、ヘイズとなります。

 

今、9月中旬に差し掛かりました。

 

もう少しすると、季節の変わり目です。10月くらいから、南西モンスーンが北東モンスーンに切り替わり、ヘイズを起こす煙の流れる方向が変わるので、ヘイズがなくなるはずなので、もう少しの辛抱ですね。

 

 

Copyright ©クアラルンプールナビ All Rights Reserved. Powered by United Futures, Inc.