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クアラルンプールは安全です

銃などを所持することは禁じられていますし、基本的にマレーシアは安全です。

とはいえ、日本語が通じる環境ではないので、安全面にはある程度気を配っておく必要があります。

 

政情

現在の総理大臣は、ナジブ首相です。

ナジブ首相の周りには汚職を含め様々な噂があるのも確かで、「政権が今のままではマレーシアは良い成長を続けることはできない」と考える人が増えています。

これは、以下の1MDB問題のためですが、これ以外では、特に大きな問題はありません。

 

 1MDB問題

インタビュー・コラムの中の記事「1MDB問題」でも触れましたが、これが非常に大きな問題になっています。

ことの発端は、サラワク・レポートという新聞の一つ(サラワク州出身の英国人女性がマレーシアの国外で発行)が、ナジブ首相の個人口座に26億リンギット(約800億円)の入金があったと報じたことでした。

 

このサラワク・レポートがもとになり、WSJ(ウォールストリートジャーナル)が2.6億リンギットもの大金がナジブ首相の個人口座に振り込まれたことを報じました。

 

ここから話は大きく動きます。今までの話をまとめると、

  • WSJとサラワク・レポートを訴えるとナジブ首相が発言。WSJは「証拠があるから訴えるならどうぞ」と意に返さなかった。(9月21日時点、まだ訴えていません)
  • この後、ナジブ首相は「中東の王族からの個人的な寄付だから、誰かを公表するつもりもないし、この金に問題はない」と表明
  • これまでに、副首相、警察のトップなど、この件を調べようとしたり、ナジブ首相に反対した人は更迭や罷免などにより表舞台から退いている
  • ナジブ首相の口座に関して発言していた、Ambankの創設者は、何者かに襲われ銃撃により死去。警察の発表は「人間違えで殺されたようだ」とのこと
  • 口座の問題について調べていた調査官が9月初めより行方不明となり、先日遺体で発見された。(彼の車は失踪時に延焼した状態で見つかっていた)
  • The Edge Weekly、The Edge Financial Daily という新聞二誌が発行停止処分となった。(9月21日、最高裁の判決で発行許可が出た)

といった流れとなっています。

 

さて、8月31日(祝日; ナショナルデー)に、ナジブ政権に反対する人たちが集まり、デモを行いました。(黄色いTシャツ着用)

このときの参加者は、中国系マレーシア人をはじめ、マレー系、インド系マレーシア人などが多く参加しています。このデモの後、政府からは「デモで違法行為があった場合はすぐに捕まえる」とのコメントなど出ましたが、逮捕者などは特に出なかったようです。

 

そして、9月16日(祝日; この日もナショナルデー)、今度は赤いTシャツを着たデモが計画され、実施されました。目的は「ナジブ政権に反対する人たちに反対する」ため。公式発表ではこのような目的でしたが、集まった一部は「マレー系よりも優位に立ちたい中国系が悪い」と人種問題にすり替える活動をしています。(ナジブ首相が直接ではないようですが、政府関係から、1MDB問題を人種問題、政治問題にすり替えようという動きが見えています)

また、この9月16日のデモに参加した人へのTVクルーのインタビューで、デモに参加した目的などを聞かれた参の加者が「目的? 知らないよ。ここに座ってれば金をやるって言われたんだ」「○○から○×まで歩けって指示されたから歩いているだけ」といった回答をしており、無理やり人を集めたことは明らかです。

 

大よそ、上記のような流れで推移しており、市民の生活そのものに大きな影響は出ていません。

 

なお、今度は、イスラム教色が強い政党PASが、デモを開く計画をしているようです。(テーマカラーは緑ですので、信号機のようだとコメントをしているマレーシア人がいました)

 

今後、何か動きがあれば、また紹介したいと思います。

 

安全性について

安全性については、特に大きな問題はこのところ起こっていないようです。

しかしながら、小さな子供の誘拐や盗難などは、たまに聞きますし、お子様連れの方は目を離さないなどが必要ですし、大金を人前で見せない、などの木を配ることは必要です。

 

上にも書きましたが、日本ではないので日本語が通じるわけではありません。ですので、日本にいるときよりも警戒するに越したことはありませんね。

 

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